米科学誌「Nature」に掲載!白髪の予防・改善に効果がるケア方法とは

髪のエイジングによる悩みで薄毛や抜け毛と共に常に上位に上がる「白髪」。白髪があると一気に老けた印象を与えるので悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

下の写真は右側が毛先で左側が根元の一本の髪。少し見にくいのですが左側半分が黒くなっているの分かりますか?

白髪

白髪として生えて来た髪が伸びる過程で黒く変化しているのです。

白髪が出来る原因は髪を黒くする細胞のメラノサイトが働かなくなる事ですが、一度働かなくなったメラノサイトも頭皮をケアする事でまた動きだし髪は黒く戻るのです。

「白髪は染めるしかない」と諦めている方が多いようですが、実は頭皮をケアする事で白髪の改善や予防を行う事が出来るのです。

白髪を抜くと増えるはホント

髪はメラノサイトという細胞がメラニンという色素を作る事で色がついていますが、加齢などによりメラノサイトが働かなくなる事で白髪になります。

このメラノサイトは髪を作る細胞とはまったく別の物なので、メラノサイトが動かなくなっても、髪を作る細胞が正常な限り髪は白髪として成長し続けるのです。

髪を作る細胞と髪を黒くするメラノサイトは全く別の細胞であることから、これまで髪を抜くという行為と白髪の因果関係はないとされてきました。

しかし最近の研究では髪を作る細胞が傷つくと、髪を黒くするメラノサイトへも悪影響を及ぼすことが判明しました。

無理やり髪を抜くという行為で髪を作る細胞が傷つき薄毛や抜け毛を引き起こすだけではなく、その影響で髪を黒くするメラノサイトが働くなり白髪が増える可能性がある事が分かったのです。

白髪を黒くするのはコラーゲン

具体的な白髪を黒くするホームケアとは頭皮ケアです。特に効果的なのが頭皮エッセンスや育毛剤での頭皮の保湿や抗酸化ケア。

頭皮用エッセンスというと育毛や発毛促進といった機能が注目されがちですが頭皮の保湿や抗酸化効果は白髪にも効果的なのです。

髪を黒くする細胞のメラノサイトの働きには17型コラーゲンが必要で、この17型コラーゲンが少なくなるとメラノサイトが働かなくなり白髪になることが分かっています。

肌のコラーゲン量は加齢と共に減少していきますが、体内のコラーゲンはいくら外から補給しても増える事はありません。

食事や化粧品でコラーゲンを補っても肌のコラーゲン量を増やすことは出来ないのです。

その為コラーゲンを増やすためには体内で自らコラーゲンを作る為のケアが大切になってきます。

具体的な成分としてはビタミンCやプラセンタ、レチノール、フラーレンといった成分。肌のコラーゲン生成を助け、肌のコラーゲン量を増やす事が出来ます。

効果には個人差がありますがコラーゲンと白髪の関係は2002年に米科学誌「Nature」にも論文が掲載され科学的にも実証されているので是非試してみてください。

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