気温が上がると肌は本当に潤う?

冬に比べて気温が上がってくると肌が潤っていると感じ、日々のケアも乳液や美容液といったサッパリ系の物に変える方は多いのではないのでしょうか。

確かに肌は外気の影響を大きく受けるので暑くなり汗をかくとお肌の水分も脂分もたりているように感じてしまいますが、実は肌内部は乾燥している事は少なくありません。

では、このお肌の水分や脂分は季節や年齢によってどんな変化があるのでしょうか。

 

年齢による皮脂分泌量変化

皮脂分泌量にはホルモンが大きく関係していると言われています。ですから10代の半ばから20代の半ばまでが最も多い時期と言われています。

思春期にニキビに悩むことが多いのもこのためです。そして20代後半から徐々に減少していく傾向にあります。

体質により個人差がありますから、すべての人が当てはまるわけではありませんが一般的に見て30代半ばで肌の皮脂量は大きく減少します。

10代や20代向けのスキンケアアイテムを使い続けると必要な皮脂まで奪われることによりトラブルを感じることがありますので注意しましょう。

また年齢の変化に伴い皮脂分泌量は変化していくのですが、皮脂の状態も変化します。

とくに10代20代前半にくらべ、30代半ばになると皮脂が酸化しやすくなります。

皮脂の質は日々の食事や運動に左右されるのでケアに加え食生活などにもに気をつける事が大切です。

 

季節による皮脂分泌量変化

冒頭でも取り上げたように夏場には皮脂量が増えると感じますが、実は年齢による皮質変化はありますが、季節による皮脂の分泌量の変化はありません。

季節で大きく変化するのは汗の量です。

気温が高くなることで皮脂は柔らかくなるので汗と皮脂が混ざり合いお肌全体に行き渡ることで皮脂量も増えていると感じるのです。

古くなった皮脂は酸化して肌トラブルの原因となるので毎日の洗顔でしっかりと洗い流してあげる事が大切です。

また夏は肌が潤っていると感じても、皮脂の分泌量は変わっていないのしっかりと脂分を補給してあげる事が大切です。

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