良質な睡眠で、身体も脳も元気に

良質な睡眠とっていますか?

睡眠不足や不眠は、健康や美容に影響をもたらすことは、誰でも知っていることではありますが、仕事や家事、子育てなど忙しいCA101世代の女性は、「睡眠が足りていない」と感じている人が多いようです。

「睡眠負債」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

十分に寝ていると思っていても、 少しの睡眠不足が蓄積されると、睡眠負債となって、免疫力の低下、うつ病などの精神疾患、認知症の発症、生活習慣病にがんなど、命に関わる病のリスクを高めてしまいます。

反対に良質な睡眠をとることで、素晴らしい作用がたくさんあります。

仕事のパフォーマンスをあげたり、自立神経やホルモンバランスを整えたり、新陳代謝の

活性、成長ホルモンの分泌、また記憶の整理や定着など、老化によるもの忘れもカバーできるのです。

 

深い睡眠へ導く生活習慣を送ること

良質な睡眠をとるには、睡眠の構造を知ることです。

睡眠中には、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が4、5回繰り返されています。(図参照)

ノンレム睡眠_レム睡眠

睡眠の質を高めるには、最初のノンレム睡眠をいかに深くするかということがポイントです。

このときに全身の細胞の生まれ変わりを促す成長ホルモンが多く分泌されます。

寝つきが悪いと、この最初のノンレム睡眠が深くならず、全体的に浅い眠りとなって睡眠時間が長くても熟睡感が得られません。

この最初のノンレム睡眠を深くするには、生活リズムや食事、寝る場所の環境など、正しい生活習慣を送ることが必要です。

今の時代、スマホを見ながらベッドに入るなんてことは、日常的なことですが、スマホから出る光は日中の太陽の光に近いため、体に備わる自然のリズムを狂わすことになります。

快眠のためには、規則正しい丁寧な暮らしを心がけ、心身からバランスのとれた生活を送りましょう。

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