育毛シャンプーと育毛剤、どっちを使うかは頭皮状態を知ってから!
薄毛・抜け毛は、気候の変化をはじめ、ストレスや食生活など日々の生活習慣によって頭皮環境が悪化することで徐々に進行してゆきます。
髪の老化が気になるとそのケアとして真っ先に思いつくのが「育毛シャンプー」と「育毛剤」ですが、どちらがどのように効くのかを知らずに使っていたり、育毛剤の効果を勘違いしている人が多いのが事実。
育毛シャンプーと育毛剤では、頭皮に働きかける役割がそれぞれ違います。
頭皮状態に合っていないケア剤を使うと効果が出ない場合もあるので、まずはケアをする前に自分の頭皮の状態を知ることが先決です。
頭皮には「脂性頭皮」と「乾性頭皮」の2タイプがあり、それぞれケア方法が異なります。
高価なケア剤を使っているのに効果が出ないという場合は、選ぶケア剤やその使い方が間違っている可能性があるので、自分の頭皮はどちらのタイプなのかを下のチェック表で把握してから正しいケアを行いましょう。
脂性頭皮 乾性頭皮 あなたはどっち?
チェックが多い方があなたの頭皮のタイプになります。頭皮のケア方法を見直してみましょう。
脂性頭皮のあなたに効果的なケアは・・・育毛シャンプー
髪がベトつく、湿り気の多いフケが出る、頭皮の臭いが気になるという人は、頭皮の皮脂が過剰に分泌される「脂性頭皮」の状態。
毎日のシャンプーで汚れが取り除けずに毛穴が詰まっている可能性があります。
毛穴が詰まると髪の成長を妨げる原因となり抜け毛・薄毛が進行するので、頭皮のことを考えたシャンプーで毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切。
シャンプーで汚れや余分な皮脂を取り除いた後に、育毛剤で頭皮に潤いと栄養を補給するとより効果的です。
毛穴がきれいな状態でないと育毛剤の有効成分が浸透しにくいので、まずはシャンプーでの正しいケアに重点をおきましょう。
乾性頭皮のあなたに効果的なケアは・・・育毛剤
髪がパサつく、パラパラと乾燥したフケが出る、頭皮のかゆみが気になるという人は、頭皮が乾燥している「乾性頭皮」の状態。スキンケア同様に頭皮にも保湿と栄養補給が必要です。
乾性頭皮の人は、シャンプーで毛穴の汚れをしっかり落とすことも不可欠ですが、それにプラスして育毛剤でのケアがおすすめ。
毛剤=毛生え薬というイメージがありますが、育毛剤は頭皮環境を改善するもので、頭皮に潤いと栄養を補給する働きがあります。
加齢により乾燥が進むCA101世代にとっては特に効果的なケアといえるでしょう。