髪のツヤとボリュームを取り戻す、正しいシャンプー方法。
毎日シャンプーしているのにフケが出る、頭皮がかゆい、髪がベトつく、そんな場合はシャンプー剤やシャンプー方法が間違っているかもしれないので見直してみましょう。
シャンプーの語源はサンスクリット語の「マッサージ」に由来しています。
その名のとおり、頭皮をマッサージしながら毛穴に詰まった汚れを落とすことが本来の目的。
洗い方によって汚れ落ちの度合いも変わってくるので、正しいシャンプーの仕方を身につけることが大切です。
シャンプー剤を選ぶポイントは、頭皮のために作られたものであるかどうか。
頭皮に負担をかけずに汚れや余分な皮脂をしっかり落とせる成分を使っているかをチェックしましょう。
洗浄力の強すぎるシャンプーでは頭皮の保湿成分まで洗い流して乾燥を引き起こしてしまうので要注意です。
毎日きちんとシャンプーすることで、皮脂汚れが緩んできて髪のハリも甦り、ボリュームのあるツヤ髪が戻ってきます。
シャンプー前に38度のぬるま湯で1〜2分、地肌まで濡らす予洗いをして毛穴を開かせます。予洗いが不十分だと汚れが残りやすく、髪や頭皮に負担がかかるのでしっかり行いましょう。
シャンプー剤500円玉大ほどを手に取り、少量のぬるま湯で緩めてから頭皮に塗布します。耳の上から頭頂部に向かってマッサージするように指の腹を使って下から上へ頭皮を優しく「なで洗い」します。
指の腹を頭皮に密着させて揉むように洗います。その際、爪を立てたり頭皮をこすったりせず、指の腹で地肌をぐっとつかんで動かすのがポイント。帽子を被る部分を中心に2分程度かけて洗いましょう。
38度のぬるま湯で1分ぐらいかけてシャンプー剤が残らないようにしっかりとすすぎます。写真のように手のひらにお湯をためて地肌を洗ったり、シャワーをかけながら「なで洗い」を行うなど丁寧にすすぎましょう。
正しく汚れを落とせていると、その後につけるエッセンスの浸透力や効果も大きく変わってきますので、この機会に正しいシャンプー方法を身に着けてください。