水分を吸収しにくい髪に仕上げれば、うねり&広がりは防げます。
髪のうねり&広がりは、髪が傷むことで髪の表面が剥がれて水分が入り込んでしまうことで起こります。
梅雨どきは湿気が多いため、水分がいつもより髪に入り込みやすい状態。
この時期、うねり&広がりを抑えるには、水分を吸収しにくい髪の状態を保つことが大切です。
そのためには、髪のダメージを修復するケアに加え、さらにもう1つ、簡単にできて効果的な方法があります。
それが、ドライヤーによるブローです。
ドライヤーを正しく使って乾かした後に、水分を含みにくくするための仕上げのひと手間をかけることでキューティクルのウロコがきれいに整って、雨の日もスタイリングが崩れにくくなるので、ぜひ実践してみてください。
水分量が正常に保たれた髪では、キューティクルがウロコ状にきれいに並び、水分が行き来しないようバリア機能が働いています。そのため、雨の日も水分を吸収しにくく、紫外線や外気の汚れなどのダメージも受けにくいのです。
髪のうねりを防ぐコツは、ドライヤーの使い方にあり!
ドライヤーでうねりを防ぐポイントは、キューティクルの向きに合わせて根元から毛先に向かって風を当て、手櫛で引っ張るように乾かすようにすることこと。
ウロコを逆立てないよう乾かすことでキューティクルが整います。
さらに、うねりを防ぐには水分を含みにくくするための“仕上げ”を行いましょう。
キューティクルは冷やすと閉じる性質があるので、最後に冷風で髪を冷やしてキューティクルを引き締めると水分が入りにくくなります。
髪が乾いたら、ヘアオイルを使って外側から保護を。水分を通しにくい椿油やホホバオイルなど天然オイル100%のものがおすすめです。
毎日きちんとケアを続けることで髪が健康になれば、髪自体のバリア機能が高まってダメージを受けにくい強く艶やかな美髪に変わっていきます。
今年の梅雨は、健やかな髪をキープして思いのままのスタイリングで出かけましょう。