保湿ケアを見直して、乾かない美しさを!
寒さや乾燥もピークを迎え、2月は一年の中で最も湿度が低くなり、8月と比べると、34%ダウンと非常に乾燥が激しくなります。
そんな冬は夏と比べ、肌や髪の老化サインが気になる方も多いのではないでしょうか。
夏の肌は、汗と皮脂、いわゆる水分と油分が併せ持つ天然クリームが「皮脂膜」となってしっかり働き、肌や頭皮を潤していますが、冬は乾燥と気温の低下によって、その「皮脂膜」が作りづらい状態。
「皮脂膜」がなければ、角質層に水分を貯め込むことも出来ず、肌の水分はどんどん蒸発してしまいます。
水分が蒸発してしまった肌や頭皮は、さらに無防備な状態となり、バリア機能が低下してしうので要注意。
とくに真冬のような肌環境が過酷な季節は、外からの刺激から守れず、一気に老け込むなど、トラブルに見舞われやすくなるのです。
一度、バリア機能が低下してしまうと、CA101世代は回復するまでが長く、春になった頃、さらに花粉による肌トラブルで苦しむという負のスパイラル状態に。
乾燥のない健やかで潤いのある肌と髪をつくるには、保湿ケアをもう一度、見直すことが必要です。
保湿を極めれば、もう「乾燥老化」は怖くない!
保湿といってもほとんどの人が正しいケアをしていないのが事実。
年齢を重ねた肌や頭皮は、水分量が減っているため、老化を寄せ付けない適切なケアが必要になります。
浸透力を高める保湿方法を知ることが、乾かない美しさへの近道です。
【パサつきへダイレクトに届けるヘアケア】
乾燥による髪のパサつきは、静電気が起こりやすく、顔にまとわりつくなどして不快なものです。
シャンプー後、髪の水分をとり除いた後、髪の内部に成分を浸透させるトリートメントで塗布しましょう。
すぐに洗い流さず、3分ほど置くと成分が内部まで浸透します。
髪は死んだ細胞で修復機能はありませんが、傷んだところを集中的に水分補給してあげれば、髪を切らずに潤いを取り戻すことができます。
コンディショナーは、髪のどちらかというと表面に働きかけるもの。
髪のボリュームが気になるCA101世代には、洗い流さないアウトバストリートメントよりも、洗い流すタイプのインバストリートメントで洗うことがおすすめです。
【たゆまない頭皮で、美髪を育むスカルプケア】
白髪や抜け毛、髪のパサつきなど、髪のトラブルは、すべて頭皮の環境からくるものです。
頭皮が痒い!と感じたらそれは危険信号。
トラブルを招く前にスキンケアと同じように、洗浄後は保水・保湿し、さらには栄養を与えなければなりません。
エッセンスによる頭皮ケアは、抜け毛や白髪などを防ぐことができるので、化粧水や美容液のように、CA101世代には必須のアイテムです。
頭皮はとてもデリケート。1枚の皮でつながった同じ皮膚なので、頭皮も顔と同じようにケアしましょう。
シャンプーで汚れを取り除き、タオルドライ後にエッセンスで保水・保湿と栄養補給を。スキンケアと同じように行う、朝晩1日2回の頭皮ケアが美髪へと導きます。
【ずっと続く、みずみずしい肌をつくる】
乾燥で肌の老化が一番進むこの時期は、集中的な保湿ケアで乗り切りましょう。
乾燥して潤いがない肌は、保水が足りてないので、まずは化粧水でしっかり水分を与えることが必要です。
いくらクリームを塗ってもこの保水が出来てなければ全く効果はありません。
化粧水で、肌の奥までしっかり水分を補給した後は、潤いを逃さないように、クリームでフタをしましょう。
巷で流行っているオールインワンクリームは、時短でとても手軽なため人気はありますが、水分、油分量のコントロールができないため、あまりお勧めできません。
CA101世代の肌には化粧水、クリームの2ステップケアがマストです。