ケアで大きく改善できる髪のボリューム
若い頃、髪の悩みと言えば「枝毛」や「切れ毛」といったダメージによるものが中心だったのが、CA101世代に突入すると「髪のハリやコシがなくなった」「立ち上がりが悪くなった」というボリュームの悩みに変化してきます。
ボリューム不足は言ってしまえば加齢現象。でも悲観せずにケアをすれば年齢や状態に関係なく、太く、コシのある髪を取り戻すことは十分に可能です。
ボリューム対策をすでに行っている方でも、ボリュームが低下した原因や、髪と頭皮がどんな状態になっているかを、正しく把握してケアをしている人は多くありません。
ケアの効果を効率的に最大限引き出すためには、「自分の体が今どんな状態になっているか」 を知り、その状態に合ったケアを行うことが大切です。
いくら良い商品でも自身の状態に合っていなければ、十分な効果を得ることはできません。
ボリュームが低下する2つの要因とは
CA101世代の髪のボリュームが低下する原因は大きく分けて二つあります。
一つ目が加齢と共に髪が細くなること。
個人差はありますが女性の髪は 30 代をピークに年々細くなっていきます。
髪は血液から栄養を受け頭皮で作られますが、頭皮の血行不良や老化で栄養不足となり、太く、コシのある髪が育てられなくなるのです。
また髪は死んだ細胞なので、細い状態で生えた髪を後からいくらケアしても、太くなることはありません。
ボリュームのある髪を取り戻すためには、日々のケアで太く、コシのある髪が育てられる頭皮環境を育む必要があるのです。
二つ目の原因は、頭皮が薄くなり髪が斜めに生えてくること。
頭皮に厚みがあると髪が垂直に生えてきますが、加齢と共に頭皮が薄くなると髪も斜めに生え、髪の立ち上がりが悪くなるのです。
頭皮も肌と同じ一枚でつながった同じ皮膚。加齢と共に肌のタルミやシワが気になるように、頭皮も水分やコラーゲンが減少しハリや弾力が低下します。
頭皮は髪で覆われ目で見て確認することが出来ませんが、顔のタルミやハリ低下を感じたら、頭皮も薄くなっている可能性大。
日々のケアで、頭皮のハリUP対策が必要です。