ブラッシングで頭皮環境を整えれば、健やかな美髪になる。
ツヤのある健やかな髪を育むために欠かせないブラッシングですが、髪だけではなく頭皮にとってもプラスの効果があります。
頭皮には筋肉がないため血液が滞りやすい部位。ブラッシングで頭皮に軽い刺激を与えることでマッサージ効果が得られ、頭皮の血行が促進されます。
血のめぐりがよくなると栄養が髪の先まで届くので薄毛や抜け毛の改善に。
頭皮は顔とつながった同じ皮膚なので、ブラッシングの血行促進効果によって顔のリフトアップも期待できます。
また、ブラッシングすることで毛穴に詰まった汚れをかき出し、頭皮の皮脂を浮かします。
この後にシャンプーすると、汚れや余分な皮脂が落ちやすくシャンプーのしすぎによる髪への負担を防ぐことができます。
お手軽なケアだけに、ついつい雑に行いがちなブラッシングですが、間違ったやり方は髪や頭皮にダメージを与えるので、正しく行うことが大切。
頭頂部からいきなりとかすと毛先をとかすときに絡みやすく、ダメージをまねくのでやめましょう。
また、頭皮に炎症があるときなどはブラッシングしない方がいい場合もあるので注意を。
正しいブラッシングによってボリュームのあるツヤ髪が甦ってくるので、ぜひ毎日続けてみてください。
片方で髪を押さえながら毛先から優しくとかします。いくつかの毛束に分け、少しずつとかすと髪への負担が減ります。毛先をといたら頭頂部もとかします。
地肌に対して斜め45度にブラシを入れ、頭皮の汚れをかき出すようにとかします。分け目を逆にして毛流れと逆にするのがコツです。
後頭部を下から上へとかし上げ、頭皮を刺激します。ポニーテールの結び目を作る頭頂部に向かってとかしていきます。
美髪へ導くブラッシングポイント
<ムリに引っ張るのはNG>
絡んだ髪をムリにとかすとキューティクルが剥がれたり、切れ毛や毛根を傷める原因に。絡んでいるときには髪の束に手を添えて毛先からときましょう。ヘアオイルや洗い流さず使えるアウトバストリートメントなどを使うと負担をかけずに行えます。
<シャンプー前のブラッシングで美髪に>
頭皮ブラッシングと同様に、髪のブラッシングもシャンプー前に行うのが効果的です。日中に付着した髪のホコリや汚れが落ちやすくなり、シャンプーでの洗浄効果もアップします。