腸はストレスに最も弱い臓器です。
多くの女性が悩みを抱えている便秘。
運動不足や食物繊維の不足など、便秘の要因はいくつかありますが、その大きな要因のひとつがストレスです。
ストレスと聞くと、対人関係や仕事のプレッシャー、家族への不満などをイメージしますが、腸は「第2の脳」と言われるほど繊細な臓器。
自分では気付かないうちに些細なことでストレスを感じています。
楽しいはずの旅先で便秘になり、家に戻って解消されたことはありませんか?
これは環境が変わって腸がストレスを受けているため。
他にも、気温の変化やエアコンによる温度差、電子機器の電磁波、生活習慣の変化など、本人はストレスと感じていないことでも、腸は敏感にストレスの影響を受けていることをお忘れなく。
乱れた生活リズムが、腸に負担をかける要因に。
便秘になると便通に効果的な食材を摂ったり、水分を多めに摂取したりなど、さまざまな便秘対策を行っている人も多いことでしょう。
もちろんそれも必要ですが、その前に見直したいのが1日の「生活リズム」です。
腸にストレスを与えないためには、毎日同じ時間に起きる、寝る、食事を摂るなど、1日の生活リズムをなるべく変えないのがベスト。
昼夜逆転の生活や睡眠不足など、生活リズムを崩すと自律神経が乱れて便秘の引き金になります。
休日にいつもより遅い時間に起きたり、多めの睡眠時間を取るのも生活リズムを崩す要因になるので気をつけてください。
また、睡眠の質も便秘を左右する重要な要素。
入眠してから3時間の質が大切なので、寝る前は部屋の照明を少し落としてリラックスして過ごしたり、暖かい飲み物を飲んで体温を上げたりなど、気持ちよく入眠するための準備をしておくのがおすすめです。
便秘で悩む人は、生活リズムと睡眠を見直して腸にストレスを溜めない毎日を送りましょう。