間違ったシャンプー方法は、頭皮の乾燥をまねく要因に。
CA101のお客様から「シャンプーは2度洗いする必要がありますか?」という質問をよくいただきますが、答えはノーです。
頭皮が乾燥しがちなCA101世代はシャンプー前にぬるま湯でしっかり予洗いすれば、1度洗いで十分。
夏は汗をたくさんかくので頭皮も汚れていますが、2度洗いすると必要な皮脂まで取り除いてしまい、インナードライを引き起こすことに。
頭皮がベタつきがちという場合は、毎日のシャンプーで汚れや皮脂が除去できずに、毛穴に詰まった状態かもしれません。
放っておくと薄毛や抜け毛の原因になるので、頭皮のことを考えたシャンプーを使って、肌に負担をかけずに汚れや皮脂をしっかり落としましょう。
朝シャンはダメージを受けやすいので要注意。
夜にシャンプーしたのに、朝起きたら髪がベタついているという場合は、寝ている間に汗をかいているためです。
ニオイが気になるなら、シャワーでサッと汗を流すといいでしょう。
朝にシャンプーする人もいますが、シャンプーで皮脂を取り除いた後に外で直射日光を浴びると、頭皮がダメージを受けて抜け毛や白髪の原因になるので注意が必要です。
夏のシャンプーは、ニオイや乾燥を防ぐための最も大事なケア。
過酷な夏のダメージを最小限に抑えるためにも、正しい方法で行って頭皮環境を健やかに整えましょう。
シャンプー前に38度のぬるま湯で1〜2分、地肌まで濡らす予洗いをして毛穴を開かせます。予洗いが不十分だと汚れが残りやすく、髪や頭皮に負担がかかるのでしっかり行いましょう。
シャンプー剤500円玉大ほどを手に取り、少量のぬるま湯でゆるめてから頭皮に塗布します。耳の上から頭頂部に向かってマッサージするように指の腹を使って下から上へ頭皮を優しく「なで洗い」します。
指の腹を頭皮に密着させて揉むように洗います。その際、爪を立てたり頭皮をこすったりせず、指の腹で地肌をぐっとつかんで動かすのがポイント。帽子を被る部分を中心に2分程度かけて洗いましょう。
38度のぬるま湯で1分ぐらいかけてシャンプー剤が残らないようにしっかりとすすぎます。写真のように手のひらにお湯をためて地肌を洗ったり、シャワーをかけながら「なで洗い」を行うなど丁寧にすすぎましょう。