朝型・夜型は遺伝子で決まります。
若い頃に比べ、長い時間眠れなくなった。休日にゆっくり寝ようと思っても早朝に目が覚めてしまうということはありませんか。
その原因は、年齢とともに体内時計が変化し、夜型体質から朝型体質にシフトしているからかもしれません。
年をとったら早起きになったという話はよく聞きますが、それもこの体内時計の変化によるものなのです。
とはいえ、朝型・夜型は、遺伝子によって決まっているので、加齢にともなってしだいに起きる時間が早まったとしても夜型の人が完全に朝型体質に変わるわけではありません。
ただし、夜型の人が朝型の生活を続けることで、早起きが楽になることはあります。
その場合でも、早起きの必要がなくなったら再び夜型生活に戻ってしまいます。
自分の体質に合った生活をすることが大切。
夜型は若い人に多く見られ、年齢を経るごとに朝型の人が増えていきます。
最も夜型の多い年齢は、女性は19.5歳、男性は21歳。
この年齢をピークに、年齢が上がるとともに夜型から朝型の人が増える傾向に。
つまり、人は年齢によって睡眠時間や睡眠の内容が朝型に少しずつ変化しているということ。
いずれの体質だとしても、大切なのはいかに睡眠の質を上げることができるかどうかです。
まずは自分が朝型・夜型のどちらの体質かを把握して、その体質に合った睡眠時間帯で寝起きすることで睡眠の質を上げ、ストレスフリーの生活を送れるようにしましょう。
最近では、睡眠状態を記録できるスマートフォン用のアプリやウェブサービスもあるので活用してみるのもおすすめです。
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質問に答えるだけで、自分が朝型・夜型どちらの体質なのかをチェックできます。
朝型夜型判定(国立精神・神経医療研究センター)