「いつまでもあの頃と同じ艶のあるふんわりとした髪でいたい!」みんなそう思っているはず。
しかし20代の頃と同じケアをしていても同じ髪には戻りません!
お肌と同じで髪も年齢に応じたケアをすることが大切です。
そんなCA101世代の方に毎日して欲しいケアが『トリートメント』
毎晩トリートメントしていますか?
『トリートメント』はカラーやパーマをしていなくても必要?
髪は死んだ細胞です。
「死んだ細胞?」と思われるかもしれませんが、髪や爪は死んだ細胞になります。
生きた細胞と死んだ細胞の違いは「自己修復機能」が有るか無いか。
例えば、生きた細胞の「肌」は包丁などで切れたりすると、痛みを感じますが何もしなくても時間とともにきれいに治ります。
しかし死んだ細胞の髪はお肌と違い切っても痛みは無く、傷んで枝毛なった髪はケアをしないと、ずっとそのままで修復されることはありません。
ですから自己修復機能のない髪は肌以上に傷めてしまったら、毎日ケアをしてダメージを進行させないことが大切なのです。
またダメージケアの重要性は10代20代の頃より年々高まります。
その原因は加齢と共に生えてくる髪自体が細くなること。
細くなっている髪は表面が傷つきやすくダメージに弱い状態で、紫外線やドライヤーの熱などの刺激を受けるだけで髪は大きなダメージを受けます。
ですから加齢で髪が細くなったと感じたらカラーやパーマをしていなくても、毎日しっかりと『トリートメント』で髪のダメージを修復することが大切なのです。
コンディショナーではなんでダメ?トリートメントとの違い
「コンディショナーを毎日している」という方もいらっしゃると思います。
リンス、コンディショナーとトリートメントの違いをご存知ですか?
実は薬事法で明確な定義は無いので、機能や効果はメーカーによって異なりますが、基本的にリンスとコンディショナーは髪の表面をコーティングし滑らかにするもの。
トリートメントは髪内部まで成分を浸透させて修復し、髪の状態を整えるものとなります。
コンディショナーには髪に浸透し傷みを内部から補修するものもありますが、基本的に髪の修復力が最も高いとされるのが『トリートメント』です。
髪はほとんどがタンパク質でできています。
紫外線やドライヤーの熱などの刺激を受けてけることで髪表面のキューティクルというバリアが損傷し、そこから髪の中のタンパク質など成分が流出しやすくなるのです。
傷んでスカスカの髪はタンパク質が失われた状態なので隙間を埋めることが重要。
成分的にはアミノ酸やプロティン、ケラチンなどの成分を含むトリートメントが効果的です。
また椿油やホホバオイル、シリコンなどで髪の表面に膜を張ることも有効的。
日頃からケアをすることにより、髪の表面にあるキューティクルのバリア機能も高まり、ダメージを受けにくい髪となります。
正しい方法でふさわしい成分を入れこんでいけば、髪のしなやかさや水分量は目に見えて変わってくるので必ず手応えは感じられるはずです。
CA101世代は日々のトリートメントで健やかな大人の艶髪を目指しましょう。