肌の5月病に要注意。早めのケアが老化を防ぐ
春から初夏へと季節が変わり、五月病で体調を崩す人がいるように、これからの時期は肌の調子を崩す人が多くなります。
その原因は、花粉や生活環境の変化など、気が付かないうちに体に負担がかかっていて、その疲れが一気に肌へ吹き出してしまうため。
さらに気温が上昇することで汗や皮脂分泌が活発になり、皮脂が酸化しやすい状態に。
皮膚常在菌の増殖で肌あれやニキビを誘発させ、トラブルに見舞われやすくなります。
そして一番怖いのは、乾燥を招く紫外線の存在。
5月は紫外線がどんどん強くなる中、平均湿度はまだ低いことから、寒さが残る3月よりも、今の時期の方が、実は肌は乾燥しやすいのです。
GWなど大型休暇もあり、行楽地への外出が多くなるため、うっかり日焼けには、注意しなければなりません。
このように、今の時期は肌老化の原因が多く潜んでいるので、肌に過酷な夏にシミ、シワ、タルミが進行しないためにも、早めの備えが必要となります。
「乾燥は仕方ない」その思いが老化の元
では肌がゆらぎやすい時期には、どのような対策が必要なのでしょうか。
CA101世代にとって大切なのは〝肌の保湿〟です。
全ての老化は乾燥が原因と言われるように、保湿ができていない肌はシワやタルミといった深刻な悩みを引き起こします。
逆に十分に保湿された肌は、バリヤ機能も高く、紫外線や空気の乾燥の影響も受けにくいため、老化が進みにくいのです。
ただ、CA101世代には「肌の保湿をしっかり行っているのに、年々乾燥がひどくなる…」と感じている人も多くいます。
その原因は保湿アイテムの使用量が不十分なこと。
使用直後に少し肌がべたつく程度がちょうどよく、いくら保湿力の高いものを使っていても、量が少なければ効果半減となってしまいます。
加齢による乾燥は避けることはできませんが、ケア次第では、乾燥から肌を守り、潤いのある肌を保つことは可能です。
事実CA101世代でも20代、30代の水分量を保っている人はいますので、「年齢のせいだから仕方ない」と思い込まず、日々の保湿ケアを見直してみましょう。
次回は、そんな夏に備えるためのスキンケア方法をご紹介しますので、是非ためしてみてください。