ビタミンCは美容、健康と万能な成分
ビタミンCは美容に良いとされ、女性にはとても馴染みのある成分です。
肌の弾力や関節に欠かせないコラーゲンは食事でとった栄養をもとに体内で作られていますが、このコラーゲンをつくのに必要なのがビタミンC。
食事でとった物は消化器官で分解され、再度ほかの栄養素に変換されますが、その際コラーゲンを作のにビタミンCが必要となります。
ですからいくらコラーゲンを食事とってもビタミンCが不足していると肌や関節のコラーゲンは増えないのです。
またビタミンCはコラーゲンの生成だけではなく他にも抗酸化作用など、美容面では言わずと知れたヒーロー成分です。
健康面においても、血管を健康にするなど、体内で重要な役割も果たします。
とくにストレス社会を生き抜く人にとっては強い味方。
人は、ストレスが溜まると、それに負けないよう対抗する働きがありますが、ビタミンCはその働きを担っており、抗ストレスビタミンとも呼ばれています。
睡眠不足、働きすぎ、疲労など、日頃からストレスのある生活を送っている人には、積極的に摂ってほしい成分です。
ビタミンCはこまめに食事から摂り入れる
そんなビタミンCですが、カラダの中では作り出せません。
人の体はビタミンやミネラル、たんぱく質など生きていくために沢山の栄養素が必要ですが、その栄養素の中には体内で作れるものと作れないものがあります。
ビタミンCは体内で作れない栄養素の一つなので食事で取り入れる必要があります。
ビタミンCの推奨量は成人では1日に100mg(2015年版食事摂取基準)と設定されています。
これはレモン果実にすると5個分になるので日頃から食事に摂り入れる習慣をつけると良いでしょう。
水や熱にも弱い性質があるため、調理の工夫が必要。
また、摂り入れてもどんどんカラダの外に排出されてしまうため、食事以外にも、こまめにフルーツなどから摂る方が、効率が良いでしょう。
サプリメントは、あくまでもサポート的に飲むようにし、しっかりと食事から成分を摂り入れることを心がけましょう。