夏の冷えに要注意!
今年は毎日暑い日が続き、7月23日には埼玉の熊谷では41.1℃まで気温が上昇し、日本歴代最高を更新しました。
こう暑い日が続くと、冷たい飲み物や冷房など、体を冷やしてしまう要因となるものが多く、夏バテなど、夏の不調はこの冷えが原因とも言われています。
体が冷えると免疫が低下するため、夏こそ体を冷やさないことが大切です。
体温と免疫は密接に関わっており、体温が1度上がると、免疫が6倍にも上がります。
逆に体温が1 度下がると、免疫が30%も下がることも。
とはいえ、暑いときの冷たい飲み物も、冷房も止めるわけにはいきません。
そんな時には、入浴でしっかり汗をかき、体の体温を上げることをおすすめします。
今の現代人は、エアコンのきいた部屋で暮らし、また運動不足で汗をかく習慣がありません。
当然、汗線の働きが鈍っているので体温調節もスムーズにいきません。
とくに真夏はシャワーだけで済ませてしまう人も多いことでしょう。
この暑いときの入浴こそ、カラダの免疫をつくり夏バテや夏風邪から守ってくれるので、実践してみましょう。
半身浴より体を温める全身浴で
体の芯から温めるには入浴方法が重要になってきます。
お湯の温度や入浴時間によってはいくら浴槽につかっても体が温まらないことも。
とはいえ普段シャワーだけで済ましていると、暑い夏にいきなり長い時間浴槽につかるのは意外と難しいもの。
まずは39度くらいのぬるめお湯に全身を10分以上浸かることから始めてみましょう。
温める効果が高いのは、半身浴より全身浴です。
血液の通りも広くなり、流れが改善していきます。
水圧の効果で心肺機能も高まるため、入浴は血流改善にはとても効果的です。
また入浴前後の水分補給も忘れずに。
入浴前と後にコップ1杯の水を採るようにしましょう。
最初は出なかった汗も次第に出始めるようになり、体質が変わっていくのを感じることでしょう。