朝目覚めた時に、自分の枕から加齢臭とも少し違う、古い油のようなニオイを感じたら、それは「ミドル脂臭」かも。
不快なニオイは男性だけの問題ではありません。
ミドル脂臭はCA101世代こそ注意が必要。
しかも、自分のニオイは自分では気づきにくいので原因と対策を知って、ニオイ知らずの毎日を手に入れましょう。
対策1 生活リズムを整えて、ストレスをためないこと
仕事や子育てに追われるCA101 世代にとって、ストレスゼロの生活は難しいもの。
しかし一日、一週間、一ヶ月の単 位で生活リズムを振り返ると、案外無駄な時間が見つかります。
時間を有効に使うと、生活だけでなく気持ちにも余裕が生まれ、ストレスや疲労の蓄積も和らいでいきます。
食事の見直しも重要。
すぐには結果が出ませんが、3 食栄養 バランスよく摂ることで、体質は大きく変わるのです。
こんな食生活に注意! 動物性タンパク質・脂質が多い食事ばかりでは、ニオ イの元になる成分が体内に溜まります。肉や油物は控 えめにして、野菜や海藻類も積極的に摂りましょう
対策2 汗を出し、カラダの巡りを改善する
衰えた汗腺機能を取り戻す上で必須となるのが、汗をかくこと。
「 汗をかく=運動」と思いがちで すが、実は入浴や冷房の設定温度を高めにするなど、手軽に汗をかける工夫もあります。
ただし汗 をかきにくい人が、いきなり無理をすると熱中症になる危険があるので要注意。
無理のない範囲で取り組んで、少しずつ汗をかける体質に変えていくことが大切です。
【運動 & 入浴】
適度な運動は、発汗だ けでなくストレス解消 に有効な睡眠も誘いま す。入浴は10分を目安 に、じんわり汗が出る 自分の適温を探しま しょう。
【水分補給】
成人が 1 日に必要な水 分量は 2~ 2.5L。汗をかくためには水分補給 が欠かせません。特に 運動や入浴の前後は しっかり水分を摂ってください。
対策3 皮脂汚れを溜めず、 頭皮を清潔にたもつ
汗は、発汗後すぐに臭うわけではありません。
汗に含まれる乳酸が、頭皮の常在菌や皮脂と化学反応を起こしてニオイが生じるので、頭皮のケアは欠かせません。
さらに、加齢によって皮脂がねっとりしてくると、そこにミドル脂臭が溜まり、ますます臭うことに。
体内の乳酸値を下げるには時間が必要ですが、常在菌と皮脂の量は、ケアをすればすぐにバランスが整い変化が現れます。
シャンプーとエッ センスで毎日の頭皮ケアを始めましょう。