CA101世代にとって見過ごせない「抜け毛」。
特に秋は、一年でもっとも抜け毛が増える季節でありこの時期のケアは、将来の髪の健康を左右する重要なカギ。
髪が抜ける原因は、季節の変化に加えて頭皮の老化が挙げられます。
頭皮は髪を育てる土壌であり、顔と同じ一枚の皮膚。
肌同様にお手入れをすることが、抜け毛予防の第一歩です。
気をつけなければいけない、秋の抜け毛
少しずつ寒さが増す今の季節。
シャンプー後に排水口にたまった髪の多さに、ショックを受けた経験はありませんか?
実は秋は、一年でもっとも抜け毛が増える季節で、その量は春の約3倍というデータも。
夏の紫外線によるダメージや皮脂汚れ、冷房による乾燥などが積み重なっている秋は、抜け毛が増えやすくなります。
とりわけ記録的な暑さに見舞われた今年は、例年以上に秋の抜け毛が気がかりです。
加えて年齢も抜け毛の大きな原因。女性の髪は、30代をピークに年齢を重ねるほど細くなり、抜ける量も増加します。
これは、加齢によって頭皮が老化するから。
髪は常に生え変わっているので、ある程度の抜け毛は自然なことですが、いつも以上に抜け毛が目についたら要注意。
頭皮ケアを始めるサインです。
抜けてもいい髪と抜けてはいけない髪
秋は抜け毛が増える季節ですが、他の季節でも一日に平均100本ほどは抜けると言われています。
また健康な髪は、およそ4〜6年周期で生え変わることから、このサイクルの中で抜けている毛は〝抜けてもいい髪〞と言えます。
しかし、生え変わりの周期(ヘアサイクル)が短くなり、髪が抜ける早さに対して、新しい毛が生えるスピードが追い付かなくなると、毛量が減り薄毛になってしまいます。
ヘアサイクルが短くなる要因は、季節の変化の影響ともうひとつ、頭皮が老化し健康な髪を育む力が弱まるから。
頭皮は、顔とつながった一枚の同じ皮膚ですから、顔が乾燥している時は、頭皮も乾燥しています。
加えて、頭皮も肌と同様に、加齢によってハリや弾力が低下していきます。
髪で隠れた頭皮は見過ごしがちですが、髪とともに頭皮の状態も、一度チェックしてみてください。