ダメージヘアには内側と外側からのアプローチを
ダメージのない美しい髪は、表面のキューティクルが魚のウロコのようにきれいに重なり合い、内部は空洞がなく、真っ直ぐな状態です。
光が当たると、きれいに反射するのは、健やかで傷みのない髪の証。
反対に傷んだ髪は、光が当たると乱反射し、ツヤ感がありません。
そんな傷んだ髪のケアは、髪の外側と内側の両方から行うことが大切です。
外側はキューティクルのケアを。
ダメージを受けるとキューティクルが開き、毛羽立ってしまいます。
そのまま放置すると、キューティクルが割れたり、剥がれたりしてしまいます。
一方内側には、ダメージホールのケアを行いましょう。
ダメージホールとは、髪内部のたんぱく質や脂質が流れ出し、穴が開いてスカスカになってしまった状態を指します。
この空洞こそ、真っ直ぐに髪を支えられず、うねりの原因となりツヤのない髪をつくります。
外側の髪表面のケアはリンスやコンディショナーでも可能ですが、内側の補修までできるのは、トリートメントだけです。
いま、傷みに気づいていない人も、加齢の影響で、ダメージを受けやすくなっていますので、毎日のトリートメントケアで、強い髪を育みましょう。
髪の表面から内部まで栄養を届け、傷みを進行させない
傷んだ髪のケアには、髪の内部に働きかけるトリートメントがおすすめです。
髪に栄養を 届けて傷みを修復するとともに、傷みの進行を抑えます。
トリートメントをするのは週1回 程度と思っている人もいるかもしれませんが、ダメージの予防のためにも毎日行いましょう。
習慣的に行う、ヘアケアで、強い髪をつくる
ダメージに耐えられる髪を育むには、健やかな頭皮が絶対条件です。
頭皮は顔とつながった一枚の皮膚。
肌と同じように、きちんとケアを施し労ってあげることが必要です。
シャンプー選びは、頭皮の洗い上がりがポイント。
余分な皮脂や汚れを落としたら、美容成分たっぷりのエッセンスで頭皮に潤いと栄養を与えましょう。
次第に、ダメージに強い髪へと生まれ変わります。