頭皮の保湿ケアは「シャンプー」とういうのは、間違いです
頭皮の保湿ケアというと、シャンプーやトリートメントを思い浮かべるかもしれません。しかし、改めてそれぞれの役割を考えてみると、シャンプーは髪と頭皮の汚れを落とすもの。
そしてトリートメントは、髪の保湿と補修をするものです。
つまりシャンプーとトリートメントだけでは、頭皮を保湿できないのです。
シャンプーの洗浄力は、頭皮の水分量に影響を与えるので、シャンプー剤を変えると頭皮環境にも変化が出てきますが、それでも保湿までは期待できません。
シャンプーは、スキンケアに例えるなら洗顔です。
肌が乾燥している時に、洗顔料に頼る人はいないでしょう。
やはり化粧水や美容液、クリームといった、保湿効果のあるアイテムを使うはずです。
頭皮もまったく同じ。
乾燥対策には、シャンプーでもトリートメントでもなく、潤いを与えるエッセンスが必要なのです。
泡立ちで洗浄力を見極めてシャンプー選びを
洗浄力の強いシャンプーは、必要以上に皮脂を落として、頭皮の乾燥を加速させることも。
頭皮の保水力が弱まっているCA101世代は、やさしく洗い上げるシャンプー選びが大切です。
シャンプーに含まれる界面活性剤(洗浄剤)の一つアミノ酸は、刺激が少なくマイルド。
しかし多くの シャンプーは、複数の界面活性剤が配合されているので「アミノ酸系配合シャンプー=やさしい」とは限りません。
また髪の潤いと洗浄力は関係がなく、洗い上がりがしっとりするシャンプーが 、洗浄力も穏やかとは言い切れないのです。
そこでシャンプーの泡立ちをチェック。
汚れが多い時やスタイリング剤が付いている状態でも、モコモコと泡立つようであれば、洗浄力が強すぎると言えるでしょう。
頭皮用エッセンスは1日2回を習慣づけて半年後を楽しみに
化粧水や美容液での肌のお手入れと同様に、頭皮にも朝晩 2回、エッセンスを塗布して保湿しましょう。
付けた後に軽く抑えて、浸透を高めることも忘れずに。
マッサージもおすすめですが、面倒になって続かなくては意味がありません。
簡単なケアでも、毎日行うことで結果が期待できます。
頭皮のターンオーバーは約28日周期で、髪の成長は1ヶ月に1センチほどなので、頭皮が元気になり髪に変化が表れる目安は半年後です。
ぜひそれまで続けてください。