寒い冬は肌荒れが気になったり体のあちこちに不調が現れたりしている方も多いのではないでしょうか。
原因は色々あると思いますが冷えて体温が下がっていることが影響しているかもしれません。
近年36℃より低い「低体温」の人が増加しています。
35.5℃という体温は排泄機能の低下や自律神経失調症が引き起こされる段階。
また35℃というのはガン細胞が最も増殖する温度だそうです。
逆に健康的な体温は36.5~37.2℃。
新陳代謝や免疫力、いろいろなカラダの働きが良好になり生活習慣を病になりにくい体温です。
そして私が一番驚いたのは、ある記事で「いつもイライラ機嫌が悪くなりやすい家族が気がついたらそういうことが無くなり、何が変わったのか考えたら「温める」という行為を心掛ける様になってからだった。」という話。
それほど体温を上げ、身体を温めるということは生活の中で大切なことなのです。
いよいよ冬本番。
カラダも心も元気に美しくなる為に「温める生活」を一緒に始めませんか。
自分の平熱は何℃か知っていますか?
自分の平熱を聞かれてすぐ答えられますか?
私は子供の頃から平熱が35℃台で体温が低いということを自覚していましたが、風邪をひくこともあまりなく特に不自由を感じたことはありませんでした。
しかし年々お肌や体調などの変化で老化を感じる様になり、飲み物は冷たいものではなく温かいもの、お部屋でも冷気は下に溜まりやすいので必ずソックスを履くようにしています。
また外出時には手首、足首、首を冷やさない様な服装を心掛けたりするようになり「温める」ことの大切さを実感したのです。
もしお肌や髪、体調で少しでも不調や違和感を感じたらすぐ体温を測ってみてください。
カラダが冷えているかもしれません。
今日から始める「温める生活」
「温める」と言って何か大袈裟なことをする訳ではありません。
今の生活の中でちょっと意識を変えてみてください。
例えば日々の食事。
3食バランスよくきちんと食べることは全身を温めます。
とくに朝食は体温を上げるのには効果大!集中力もアップし仕事の効率もよくなります。
そして冬と言ったらやはり『お鍋』。
特に私のオススメは「生姜鍋」です。
血行促進して体を温めてくれるお肉やお魚、大豆、卵などのたんぱく質や緑黄色野菜などのビタミンEの多い食材からチョイスをして風邪予防や冷え性改善に効く生姜でつくるお鍋。
美味しい上に身体がぽかぽかしてきて心もカラダも元気になるので定番で、室温も上がり一石二鳥です。
またお風呂もシャワーで済ませるのではなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かると温め効果も高くリラックスして寝つきもよくなります。
その日の気分で入浴剤を選ぶのも楽しいですよ。
夜は気温も下がるので夜更かしせず早めに寝る習慣をつけましょう。
睡眠不足は自立神経を乱して低体温の原因に。
睡眠は翌日のお肌にも大きく影響します。
ちょっとした生活の変化でキレイになり心も元気になれるのです。
日々の生活の中の当たり前に行っていることを少し変えるだけで「温める生活」が始まります。