毎日の食事を見直してウィルスから身体を守る免疫力を高める。

免疫力を高めてウィルスに負けなない体を作る

2年近く続くコロナ過での生活。

発生当初は分からなことも多く、ワクチンや治療薬もありませんでしたが、今は日本人の8割の人がワクチンを摂取し治療薬や治療方法の開発も進み、2年前に比べ少しずつコロナについての理解も深まってきました。

コロナは一般的に高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすいと言われていますが、若い方や基礎疾患がなくても重症化する方や、逆に高齢の方や基礎疾患がある方でも軽傷、無症状の方もいらっしゃいます。

重症化する/しないは年齢や基礎疾患よりも「免疫力」の差が大きく影響するのです。

免疫力とは私たちの体がウィルスや菌などの病原体を身体内部への侵入を防ぐ機能です。

医学の進歩により免疫機能の仕組みは少しずつ解明されていますが、免疫力を数値で測れないので、自分がどの程度の免疫力を持っているかを把握することは出来ません。

免疫機能については、まだわかっていないことが多いのも事実ですが、免疫力を高めるのに有効なことはあります。

マスクや手洗いといった、ウィルスを身体に出来るだけ入れない努力も大切ですが、免疫力を高めてウィルスに負けないカラダを作ることが、長引くコロナ過を乗り越えるには大切です。

食生活を見直して免疫力を高めるために大切な「腸内細菌」を整える

免疫力を大きく左右するのが腸内環境。

私たちは毎日食べる食事から栄養を取っていて、腸は体内に栄養を取り込む入口。

この入口で体に入れて良いものと悪いものを選別していて、腸には免疫機能の70%が集まっていると言われています。

そして腸の免疫機能を高めるのに鍵となるのが腸内細菌。ウィルスや病原菌を排除するために私たちの体は同じ菌の力を借りているのです。

腸内に棲むことの許された腸内細菌は量ではなく種類が多いことが健康を保つうえで重要だと言われています。

腸内細菌は私たちが食べる食事をエサとするので何を食べるかが腸内細菌の状態を大きく左右します。

腸内細菌の種類を増やすために、重要なのが食物繊維と発酵食品。

食物繊維には水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維があり、不溶性食物繊維は便のかさが増える一方、取り過ぎると便秘になりやすくなる性質があり、水溶性食物繊維は便を柔らかくする作用があります。

発酵食品にはヨーグルトや漬物、納豆、みそなどの食材があり、乳酸菌や納豆菌、酵母、カビなど様々な種類があります。


【 食物繊維 】

不溶性:キノコ類、根菜類、こんにゃく、豆類

水溶性:オクラ、なめこ、海藻類


【発酵食品】

ヨーグルト、漬物、納豆、みそ


腸内細菌の種類を増やすには、食物繊維と色々な種類の発酵食品を含んだ食生活を続ける事。

毎朝ヨーグルトを食べるよりも、ヨーグルトや納豆、みそ汁などを3食の中に取り入れる方が効果的です。

そして、重要なのが続ける事。

1回の食事で腸内細菌が大きく変化することはありませんが、毎日続けることで腸内細菌を整え確実に免疫力を高めることができます。

是非、食生活を見直してコロナに負けないカラダづくりを始めましょう。

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