髪が抜ける量が、季節によって増えたり減ったりすることをご存じですか?
中でも秋は、夏の間の頭皮へのダメージや疲れから抜け毛がもっとも増える時期です。
年齢を重ねて頭皮の衰えが進むCA101世代にとって秋の抜け毛は見過ごせない必須課題!
これ以上、ボリュームダウンに悩まないために抜け毛シーズンを正しく乗り切る方法をご紹介しましょう。
秋は春の3倍も抜けるから抜け毛対策は待ったなし!
最近、ブラッシングやシャンプーをした時に、抜け毛が増えたと感じたことはありませんか?
あまり知られていませんが、秋は1年でもっとも抜け毛が増える時期。
一番抜け毛の少ない春の約3倍も抜けるのです。
秋に抜け毛が増えるのは、夏の疲れが大きな原因。
頭皮に浴びた紫外線や、エアコンと外気温度差による自律神経の乱れ、夏バテによる体力の低下や栄養不足などの影響が、秋に抜け毛としてあらわれるのです。
CA101世代はただでさえ加齢により髪が細く抜け毛も多いので、この時期にしっかりと抜け毛対策を行わないと一気に毛量が減ってしまいます。
抜け毛対策は1~2日で結果が出るものではありませんから、抜け毛の秋本番を迎える前に毎日コツコツ続けることが抜け毛を防ぐためには大切です。
「抜けてよい髪」「抜けてはいけない髪」 あなたの抜け毛はどっち?
秋は抜け毛が増える時期ですが、抜けた本数を正確に把握することは出来ません。
抜け毛が増えたと感じても、たまたま抜け毛を多く見つけただけで、抜け毛の量は変わっていないことも。
逆に気づかないだけで抜け毛が増えていることもあります。
抜け毛には「よい抜け毛」と「悪い抜け毛」があり、その見極めが抜け毛対策のスタートとなります。
髪は生えてから伸び続ける事はなく一定の期間成長したら抜けて、また新しい髪に生え変わります。
ですから髪が抜ける事は決して悪い事ではありません。問題なのは成長途中で抜け落ちる髪です。
成長途中で抜けてしまうと全体の髪の毛量が少なくなったり、髪の太さが細くなってしまいます。
抜けた髪を確認すると成長途中で抜けた髪かどうか把握することが出来ます。
よい抜け毛と悪い抜け毛を見分けるポイントをご紹介していますので、ぜひご自身の抜け毛をチェックしてみてください。
毛根が白くふっくらと角化した抜け毛は、よい抜け毛です。
これは「棍毛(こんもう)」と呼ばれる、成長しきって生え変わる時期を迎えた毛。
ブラッシングなどの際に抜けた髪が、ほとんど棍毛であれば問題ありませんが、様子の違う毛が混じっていたら黄色信号です。
「抜けた髪が短い・細い」、「毛根が小さい」、「毛根の先に細いヒゲがある」、「毛根に白い付着物がある」。
これらはどれも悪い抜け毛。
頭皮の栄養不足や血行不良、皮脂の過剰分泌、毛穴汚れなどが考えられます。
シャンプー方法を見直し、頭皮のハリと潤いを取り戻すケアを始めましょう。
CA101世代の頭皮は、保水力が弱まり想像以上にカサカサ状態。
洗浄力の強いシャンプーや熱いお湯は、皮脂を奪い乾燥を加速させてしまい、頭皮用エッセンスでいくら保湿しても頭皮の乾燥は改善できません。
お肌のうるおい状態に合わせて洗顔料や洗い方を変えるように、使うシャンプー剤やシャンプー方法を頭皮の状態に合わせて見直しましょう。
髪の成長は、健やかな頭皮があってこそ。
頭皮は顔の肌とつながった一枚の皮膚ですから、スキンケアレベルのお手入れが不可欠です。
朝と晩、お顔を化粧水や美容液でケアするように、頭皮も1日2回エッセンスで栄養と潤いを補いましょう。
地道なお手入れの積み重ねこそ、頭皮環境の改善につながります。