冷え性の原因は血行不良です。
足先が冷えて眠れない、お腹まわりがいつも冷たい…など、冬は冷えが気になる季節。
特に女性は男性より筋肉が少なく、女性ホルモンの乱れから自律神経を崩しやすいこともあり、現代女性の2人に1人が冷えに悩んでいるといわれています。
冷えは、寒さを感じると自律神経の働きにより手や足の皮膚の血管が収縮して、血流が悪くなることが主な原因。
血流が悪くなることで、手足だけでなくカラダの芯まで冷えてしまうと、外から温めてもなかなか温まらなくなります。
入浴後でもすぐに手足が冷たくなるという人は、カラダの芯が冷えているかもしれないので注意しましょう。
冷え性で血行が悪くなると、肩こりや頭痛、生理痛などの不調につながります。
また、肌荒れや髪のパサつきを引き起こす要因にも。冷え性を改善するには、運動や食事などで自律神経の働きをよくすることが重要です。
ビタミンEを30日間摂取したら70%の人が冷えを改善。
昔から冷え性に効くといわれているのがビタミンE。
178名の日本人女性を対象に行った研究結果では、ビタミンEを摂取した70%の人に冷え性が改善されたという結果が出ています。
ビタミンEには毛細血管を広げる働きや血液をサラサラにする効果があり、冷え性以外にも動脈硬化の予防にもつながります。
ただし、たくさん摂ればいいというわけではなく、1日の目安量を守ることが大切。目安量は女性で6mg、男性で6.5mg、上限量は30〜69歳までの女性では700mg。
例えばアーモンドでは100g中の含有量は約30mgです。
サプリなどで摂るときは、目安量以上に食べ過ぎないように気をつけましょう。
ビタミンEには抗酸化作用もあり、細胞の老化を防ぐ働きもあるので、この冬はビタミンEで冷え対策&アンチエイジングを行いましょう。