朝食を摂ると、脳も体も活発に。
時間がないからといって朝食を抜いたり、簡単に済ませたりしていませんか。
朝食は脳の働きを活発にし、午前中の知的作業効率を高めることが科学的にも実証されており、昨今その大切さが再確認されています。
朝食を摂ることで必要なエネルギーが供給できるだけでなく、体温の上昇をサポートしたり、体温リズムをコントロールしたりなどさまざまなメリットがあるので毎朝きちんと摂るようにしましょう。
人には24時間単位の体温リズムがあり、心身の健康に大きな影響を与えています。
朝食を摂って体温リズムを正しく保つことで、日中の活動を活発にし、すっきりとした目覚めや快適な睡眠へと導きます。
体温リズムを整えるには、朝食を食べるほかにも毎朝なるべく同じ時間に起きて日光を浴びることも大切。
規則正しく起きて朝食を食べる。美と健康のために、この基本的なステップを見直してみましょう。
バランスのとれた朝食で体温をアップ。
朝食を摂るといっても、ただ適当に摂ればいいわけではなく、栄養バランスを考えて摂らないと効果がありません。
眠っている間に下がった体温を効率的に上げるには、たんぱく質が豊富な大豆製品や肉、魚などを積極的に摂ることが理想的といわれています。
おにぎりだけなど糖質のみの朝食では体温が上がりにくいので、たんぱく質を含んだおかずと一緒に栄養バランスよく摂るようにしましょう。
朝食は食べたくないという人は、少し早起きして徐々に食べる習慣をつけるよう工夫してみてください。
健康な人は1日のうち明け方が最も体温が低くなり、しだいに上昇して夕方ごろに最も高くなるといわれています。
変動幅はわずか1℃ですが、この体温リズムが保たれていることですっきりとした目覚めや快適な睡眠のスイッチとなったり、日中の作業効率もアップすることができます。